【おすすめ自然素材建材シリーズ 第1回】そとん壁
- 桂工務店
- 9月5日
- 読了時間: 2分

そとん壁 ― 土と火が織りなす、やさしさと力強さ
風合いに、心を奪われる。
家に近づくとき、ふと目に入る外壁の表情。やわらかくも力強いその質感は、まるで自然が呼吸しているかのよう。それが「そとん壁」の魅力です。
そとん壁は、鹿児島のシラス台地から生まれる**火山噴出物「シラス」**を主原料とした外壁材。土と火の力で作り上げられたその素材は、人工物では決して生み出せない風合いを纏っています。
そとん壁の製法と素材
主原料はシラス 数万年の時を経た火山噴出物。多孔質で呼吸する素材。
伝統と現代技術の融合 左官職人の手によって塗り込まれるそとん壁は、機械的なパネル材とは異なり、一点ものの表情を持ちます。
無添加・自然素材 合成樹脂を使わないため、時間とともに味わいを深め、経年変化を楽しめます。
その仕上げは、光の当たり方や季節の移ろいによって違う表情を見せ、住む人の心に寄り添ってくれます。
惚れてしまう理由 ― そとん壁の魅力
呼吸する壁 湿気を吸い、乾燥すれば吐き出す。四季のある日本の気候に寄り添う素材です。
強さとやさしさの両立 シラスの特性により耐久性が高く、雨風に負けない。それでいて柔らかな風合いが人の心を癒します。
メンテナンス性 樹脂系塗装のように数年ごとの再塗装が不要。時間をかけて自然な姿に育っていきます。
唯一無二の質感 左官職人の手によって塗り込まれるため、世界に二つと同じ壁はありません。
ポエムのように暮らしに寄り添う
「ただそこに在るだけで、心が落ち着く。」そんな存在感を持つ外壁材はそう多くありません。
そとん壁は、単なる仕上げ材ではなく、家そのものの「声」を表現するキャンバスです。自然の土と火が生み出した素材が、住む人の時間を包み込み、年月を重ねるほどに深みを増していきます。
桂工務店からのひとこと
私たちは自然素材の魅力を、もっと多くの方に知っていただきたいと考えています。その第一歩としておすすめしたいのが、この「そとん壁」。
自然とともに呼吸し、年月とともに美しくなる外壁。**“惚れる外壁”**を、ぜひあなたの暮らしにも取り入れてみませんか。




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